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1月

連携体制が整った職場で働こう!

高齢者支援を行う介護施設は、組織的に運営されています。体が重い高齢者は一人では移動も難しく、数人がかりで対応するのが一般的ですが、そのためにはチームワークが欠かせません。しかし、人材不足の施設では、チームワークが実際はあまり上手く機能していないようです。チームケアは高齢者を手厚くサポートするため重要ですが、介護士の仕事は離職率が高く、チームケアを行いたくても、人の出入りが安定していないところでは、協力体制がなかなか整わないからです。

ただし、もちろんそのような施設ばかりではなく、人員の確保ができている施設では、チームケアが実践できています。協力体制が整っている施設では、互いに必要な情報をスタッフ間でしっかり共有して、仕事に活かしています。しかも、効率の良い介護が可能になるので、働く側も質の高い介護が円滑に提供できます。したがって、介護の仕事を探す時には、給料や労働時間を重視するだけでなく、チームケアが行えているかどうかにも注目するようにしましょう。そうすれば、仕事を通して自身のレベルアップも行えるでしょう。

介護の仕事は、需要が多いにも関わらず、ネガティブなイメージがつきまといますが、それは職場選びで払拭できます。ですから、転職を考えるときには、公式サイトや転職エージョントが持つ情報を上手く活用して、できるだけ離職率が低く、医療や他の福祉施設と連携を図り、手厚い介護を行っている職場を探すようにすることがポイントです。